増川ねてるさん プロフィールprofile

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WRAP®アドバンスレベルファシリテーター
  2025年(AHP/米国)認定
  2012年、2019年、2023年(コープランドセンター/米国)認定
ピアサポーター
(千葉県知事認定ピアサポート専門員)
公認心理師

yoboiryo株式会社 WADEWADE・KODOMOTO GROUP(外部顧問)

上記以外の役職
医療法人 光愛会(外部顧問)
一般社団法人 いつかならまち 
※訪問看護ステーション運営(理事)
NPO法人 草のネット ※名古屋市作業所(理事)
NPO法人 精神科作業療法協会POTA(理事)
NPO法人 群馬県精神障害者社会復帰施設協議会(専任アドバイザー)
静岡大学情報学部(教育研究支援員)

略歴

1974年 新潟県生まれ。少年の頃の夢は、詩人になること。
15歳、高校一年の頃より強い眠気に悩まされる。
19歳、上京。夢を叶えるため、人生を一から始めるため。
大学1年生の時、自分を悩ませていた眠気と夢見が「病」なのだと知る。精神科にて治療が始まるものの、
なかなかうまくいかず、やがて薬物依存状態に。
29歳、障害年金、生活保護を受給。「病」に加え「薬物依存」と格闘することに。
31歳の頃(2005年)、ホームペルパーに紹介された施設で「理解しあえる仲間」に出会い、「当事者活動」を知る。
通所施設で「WRAP®」を知り、33歳(2007年)「コープランドセンター(米国)」の研修を受講し、
「WRAP®ファシリテーター」となり、活動を開始。
37歳(2011年)、「地域活動支援センター」の職員としての勤務を始め、約7年受給していた生活保護を返上。
ピアサポーターとして生計を立てるようになる。
39歳(2013年)から、「アドバンスレベルWRAP®ファシリテーター」(米国コープランドセンター認定)としての
活動も開始。
45歳(2019年)、勤務先のNPO法人を退職。フリーランスとなり、独立。8月に渡米しWRAPを学びなおす。以来、コープランドセンターでWRAPやピアサポートを学ぶ。
2025年からは、AHP(Advocates for Human Potential, Inc.)のWRAPを学ぶようになり、現在は、《EBDとしてのWRAP》を共有する活動を行っている。

他にも、フリーランスのWRAP®ファシリテーター、ピアサポーターとして、精神科の病院、クリニック、福祉の事業所等での仕事をしている。また、精神科医療機関、福祉の事業所におけるコンサルテーション業務も行い、大学等教育機関における「WRAP」や「リカバリー」の講義も継続的に行っている。


月刊誌『精神科看護』(精神看護出版)に、「どん底からのリカバリー」を連載中。 「本」が好き。「音楽」が好き。ろうそくの炎が好き。夢を語る(…聞く、語り合う)のが好き。著書に、『WRAPを始める』(共編著、精神看護出版2016/2018)等がある。


主な著書と連載

『WRAPを始める!―精神科看護師とのWRAP入門【リカバリーのキーコンセプトと元気に役立つ道具箱編】』
(精神看護出版2016年・共編著)

『WRAPを始める!―精神科看護師とのWRAP入門【WRAP(元気回復行動プラン)編】』
(精神看護出版2018年・共編著)


「どん底からのリカバリー」 精神科看護 
(株式会社精神看護出版) 連載中


その他執筆など

『精神保健福祉士シリーズ5精神保健福祉の理論と相談援助の展開I <第2版>』
(弘文堂2012年、2015年・一部執筆)

『精神保健福祉士シリーズ8精神障害者の生活支援システム <第3版>』
(弘文堂2012年、2015年、2018年・一部執筆)

『Q&Aでわかる こころの病の疑問100】
(中央法規出版2014年・一部執筆)

『シリーズ:こころの科学増刊メンタル系サバイバルシリーズ 私はこうしてサバイバルした』
(日本評論社2017・一部執筆)


ご挨拶 (2024年5月)

みなさま、こんにちは。
増川ねてるといいます。
僕は「WRAP®」を中心に、「リカバリー」の活動をしています。

1974年1月生まれで、出身は新潟県です。
18歳で家を出てからいろいろなことがありましたが、50年生きてきた僕の人生で、大きかったのは病気(…障害?疾患?…いろいろな言い方があります)との戦いと、当事者活動への参加。そして、「リカバリー」との出会いです。
現在は、「リカバリー」の体験を元にワークショップや研修、講演の活動をしています。

昨年開催した研修(WRAPファシリテーター養成研修)で、「WADEWADE・KODOMOTO GROUP」の方と出会い、お互いに想いを交わし合い、共感。この度、外部顧問に就任することとなりました。

(どうぞ、よろしくお願い致します)



・・・



僕がお伝えしたいことは、「リカバリーは存在する」ということと、「リカバリーのための方法も存在する」ということです。

僕は、この「リカバリー」を、通っていた福祉施設で知りました(当時僕は30代前半で、生活保護と障害年金での生活を千葉県でしていました)。

「これからは、リカバリーの時代です。アメリカとかは、もうそうなっているそうで、
それは当事者の体験から生まれたアイデアです。
あなたたちが、やるんだよ。
そして、私たち専門職に教えて欲しい。応援するから頑張って!」



当時(2006年)、所長に言われたのだと思います。
あれから18年が経ちました。

・・・



当事者活動から、ピアサポートに出会い、「WRAP」に出会い、僕は「WRAPファシリテーター」になりました。やがて、「WRAPクラス」を精神科の病院やメンタルクリニック、福祉施設等で行うようになり、、、
僕は、生活保護を抜け、障害年金を返上しました。
2019年からは、フリーランスの「研修講師(ファシリテーター)」として全国を回りながら、「リカバリー」や「WRAP」の活動をしています。
(現在の住まいは群馬県でして、WADEWADE・KODOMOTO GROUPさんとは、「北関東を盛り上げていこう! 誰もが暮らしやすい地域を、北関東に築いていこう」と話しています!)

・・・


「リカバリー」は存在します。
「リカバリーの方法」も、存在します。

「リカバリー」が当たり前になる社会になりますように。

WADEWADE・KODOMOTO GROUPさんと、協同して地域づくりに参加させて頂きます。
どうぞ、よろしくお願いします。


アドバンスレベルWRAP®ファシリテーター
増川ねてる